スワスティヨーガスタジオでは、オープン当初から、毎月チャリティークラスを開催しています。
寄付先はインド・ガナガンガ道場教育支援プログラムであったり、NPO法人 復興支援ヨーガの風 であったり。 以前にも寄付をご報告させていただきました。
詳しくはこちら Svasti-Yoga-Studioチャリティークラスの寄付
【NPO法人 復興支援ヨーガの風 】は、
東日本大震災、ネパール大震災、熊本・大分大震災などの支援として、
トラウマ解消のためのヨーガ療法実習DVDを再度作成を予定し、支援をしていきたいというところです。このヨーガ療法とは・・・
ヨーガ療法とは・・・
伝統的なヨーガを科学的な研究をもとに、一般の人や疾患を持つ人でも安全にできるように 改良して作られました。身体機能の回復を図るだけでなく、心の落ち着きや睡眠など精神的な健康を向上させる方法としても効果のある健康法です。
生活習慣の改善や病気の予防、人間関係改善など、日常生活にも応用ができます。
最近では、ストレス性の疾患、生活習慣病、介護予防や心の病にも有効であるとする研究報告が増え、現代医療的治療の補助療法としての効果が期待できるとする研究も増えています。
そして、ヨーガ療法(日本ヨーガ療法学会)は・・・
2009年1月より、ウクライナのキエフ市内において、ヨーガ療法ボランティア活動を行っています。チェルノブイリ原子力発電所の事故で被災し、それ以降様々な体調の不良でずっと苦しんでいる方々に、ヨーガ療法を教えてほしいという要望から始まった活動でした。
2010年からは医師の主導の下、ヨーガ療法の医学的効果に関する調査研究が実施され、
2013年3月に研究は終了し、現在、その良い結果を発表する準備が進んでいます。
今回、7年に渡るヨーガ療法指導ボランティア活動とヨーガ療法の可能性をお話ししながら、
子どもたちに胃カメラの支援が必要な理由を知ることの講演が行われました。
子どもの胃カメラの支援
キエフの病院で入院している子どもたちにヨーガ療法の指導をされています。
小学1年から中学3年生まで、現地の医師によると胃潰瘍だそうです。なぜ胃潰瘍になるのか理由はわからないそうです。ストレスがひとつの原因と話されもしますが、よくわからないのが現状だそうです。その子どもたちが胃カメラ検査を受けます。
キエフの病院事情
ウクライナの経済は大変厳しく、国立病院の医師ですら給料だけで生活できずに夜はタクシー運転手のバイトをしていると聞きいたそうです。また給料も遅配で何か月も給料のない国立病院の医師の話もありました。そのような状況のため、病院の薬棚にはほとんど薬品がなく、日本から渡航された教授や医師が日本の保健室よりも薬がないことに驚愕されたそうです。また医療機器も旧式のものばかり、胃カメラのファイバースコープも先端の器具は壊れたため、医師が何とか自作していたそうです。チューブも子ども用としては太く、小さい子どもには大変な苦痛。食道を傷つけることもあり、日本製の細いチューブの支援を6年前からお願いされていました。しかし日本での価格は1000万円を超えるため簡単ではありません。
担当のザムラ女医さんの思い
いつも、いつも胃カメラを支援して欲しいとばかり言って申し訳ないです。こんなこと聞くのは嫌でしょ。毎回毎回皆さんにお願いすることが辛いんです。でも国からの援助は期待できないし、予算もないし、子どもたちのことを考えるとこうするしかないんです。
胃カメラを贈りたい!
私立病院には最新の医療機器があり、西側諸国と遜色のない医療を受けることができるそうですが、一般市民は医療費が高いため行くことができないそうです。
そこで昨年の熊本支援チャリティイベントで400万円集まったことから、
「2年待てば支援できる!」との思いから企画されました。
スワスティヨーガスタジオでも、ぜひお手伝いがしたい!という熱い思いから、
6月、7月のチャリティークラスの受講料を、そのまま【胃カメラを送ろう】に、寄付します!
<チャリティークラス> 担当:さとみ
6/24(土) 動くヨーガ 10:00~11:15(75分)\2,000(全額寄付)
7/8(土) 動くヨーガ 10:00~11:15(75分)\2,000(全額寄付)